B1 · 中級 TOEIC 405–600 IELTS 4.0–5.0 時制とアスペクト

未来進行形

未来進行形を学び、未来のある時点で進行中の動作や予定、丁寧な問いかけを表現できるようになろう。

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未来進行形(Future Continuous)とは?意味と使い方を基礎から解説

未来進行形(Future Continuous Tense)は、「未来のある時点で、ある動作が進行中である」ことを表す時制です。日本語では「〜しているだろう」「〜している最中だろう」と訳されることが多く、単純未来形(will + 動詞の原形)が「これから〜する」という単発の動作や決定を表すのに対し、未来進行形は未来の一瞬を切り取ったときに、そこで進行している動作を描写します。

たとえば「明日の今頃、私は飛行機に乗っているだろう」という文は、単なる予定の報告ではなく、「未来のその時刻に、その動作がまさに進行している」というイメージを伝えます。これは日本語の「〜している」という進行の感覚と近いため、意味自体は日本人学習者にとって理解しやすい時制です。ただし、形の作り方(will be + 現在分詞)と、用法の細かい使い分けでつまずく学習者が非常に多いため、この記事では基礎から応用まで体系的に整理します。

英検・TOEIC・TOEFLなどの資格試験や、日常英会話・ビジネスメールでも頻出する時制なので、正確に使いこなせるようにしておきましょう。


未来進行形の形(公式):will be + 現在分詞(-ing形)

未来進行形の基本公式は次の通りです。

主語 + will be + 動詞のing形(現在分詞)

文の種類 公式 例文 日本語訳
肯定文 主語 + will be + -ing I will be studying at 9 p.m. tonight. 今夜9時には私は勉強しているだろう。
否定文 主語 + will not (won't) be + -ing She won't be sleeping when you call. 君が電話するとき、彼女は眠っていないだろう。
疑問文 Will + 主語 + be + -ing ...? Will you be using the car tomorrow? 明日、車を使う予定ですか(使っている最中ですか)?
疑問詞疑問文 疑問詞 + will + 主語 + be + -ing ...? What will they be doing this time next week? 来週の今頃、彼らは何をしているだろうか?

活用のポイント

  • 主語による変化はない:be動詞の現在形(am/is/are)とは異なり、will は主語が I / you / he / she / it / we / they のどれであっても形が変わりません。ここは日本人学習者にとって嬉しいポイントです。
  • be は常に原形のままwill の直後は必ず動詞の原形が来るという英文法の大原則があるため、will bebe も常に "be" のままで、"is" や "are" になることは絶対にありません。
  • 短縮形will'll(例: I'll be waiting.)、will notwon't という短縮形が会話やカジュアルな文章でよく使われます。

主語別の活用表

主語 肯定文 否定文 疑問文
I I will be working I will not be working Will I be working?
You You will be working You will not be working Will you be working?
He / She / It He will be working He will not be working Will he be working?
We We will be working We will not be working Will we be working?
They They will be working They will not be working Will they be working?

未来進行形の主な用法:使い方を1つずつ丁寧に理解する

1. 未来のある時点で進行中の動作を表す

未来のある特定の時刻・時点を指定し、その瞬間に何が進行しているかを述べる、最も基本的な用法です。

  • This time tomorrow, I will be flying to Osaka.
    (明日の今頃、私は大阪へ向かって飛行機で移動しているだろう。)
  • At 8 p.m., we will be having dinner with our client.
    (午後8時には、私たちはクライアントと夕食をとっている最中だろう。)

ネイティブの感覚:単純未来形 "I will fly to Osaka tomorrow." は「明日飛行機に乗る」という予定・事実を淡々と述べるのに対し、未来進行形は「その瞬間、まさに機内にいる」という進行中のワンシーンを思い浮かべさせます。ドラマのワンシーンを切り取るようなイメージで覚えると定着しやすいです。

2. 予定・アレンジメントとしての未来(すでに決まっている予定)

すでに確定している予定やスケジュールを、感情を交えず淡々と、事務的・客観的に述べるときに使います。

  • I will be meeting the marketing team at 3 p.m.
    (午後3時にマーケティングチームと会う予定です。)
  • The train will be arriving at platform 5.
    (列車は5番線に到着する予定です。)

学習のポイント:この用法は "be going to" や現在進行形(未来の予定用法)と意味が近く感じられますが、未来進行形は「すでに決まっている自然な成り行き」を客観的に伝えるニュアンスが強く、話者の意志(〜するつもりだ)を強調しないのが特徴です。ビジネスメールで予定を伝えるときに丁寧で控えめな印象を与えるため、多用されます。

3. 丁寧な依頼・確認をするときの婉曲表現

相手の予定をさりげなく尋ね、間接的にお願いをするときに使われる、非常に実用的な用法です。

  • Will you be using the meeting room this afternoon?
    (今日の午後、会議室を使う予定ですか?=もし使わないなら私が使いたいのですが。)
  • Will you be passing by the post office?
    (郵便局のそばを通る予定ですか?=もし通るなら、これを出してきてもらえますか。)

なぜ丁寧に聞こえるのか:「あなたは〜するつもりですか?」と直接的な意志を尋ねる "Will you use...?" よりも、「あなたはすでに〜する予定になっていますか?」と客観的に尋ねる未来進行形のほうが、相手に選択の余地を残す控えめな聞き方になります。日本語の「〜されるご予定はありますか?」という婉曲的な確認表現に近い感覚です。

4. 現在の予測(今頃〜しているだろう)

未来の話ではなく、現在この瞬間に起きているであろうことを推測する用法です。時制は「未来進行形」という名前ですが、意味的には「現在」を指す点に注意しましょう。

  • Don't call him now — he will be sleeping.
    (今、彼に電話しないで。今頃眠っているだろうから。)
  • She will be arriving home about now.
    (彼女は今頃、家に着いている頃だろう。)

5. 未来の他の動作と並行して進行する動作を表す

未来のある動作が起きている「背景」として、別の動作が同時進行していることを示します。

  • When you arrive, I will still be working on the report.
    (あなたが到着する頃、私はまだレポートに取り組んでいるだろう。)

単純未来形・未来進行形・be going to の違いを比較

日本人学習者が最も混同しやすいのが、この3つの「未来を表す表現」の使い分けです。

表現 中心的なニュアンス 例文 日本語訳
will + 動詞の原形(単純未来) その場で決めた意志、予測、単発の動作 I will call you later. あとで電話するね。(今decided)
be going to + 動詞の原形 既に立てていた計画・意図、根拠のある予測 I am going to call him tomorrow. 明日彼に電話するつもりだ。(前から決めていた)
will be + -ing(未来進行形) 未来の一時点で進行中の動作、決まっている予定を客観的に述べる I will be calling him around 5 p.m. 5時頃、彼に電話している最中だろう。(進行中のイメージ)
現在進行形(近い未来の予定) 具体的な手配・アレンジ済みの予定 I am calling him at 5 p.m. 5時に彼に電話する(もう約束済み)。

比較例文で違いを体感する

  • I will help you.(その場で決めた意志:「よし、手伝うよ」)
  • I am going to help you.(前から手伝うつもりだった:「手伝うつもりでいたんだ」)
  • I will be helping you at 3 p.m.(3時という未来の一時点で、手伝うという動作が進行中:「3時には手伝っている最中だと思う」)

日本人学習者がよく間違えるポイント

❌ 誤り ⭕ 正しい形 なぜ間違いなのか
I will being study tonight. I will be studying tonight. will の直後は動詞の原形が必要。"being" は不可。正しくは "be" の原形+ "studying"。
He wills be arriving soon. He will be arriving soon. 助動詞 will には三人称単数の "-s" が付かない。日本語話者は一般動詞の感覚で "wills" としがちだが誤り。
I will am watching TV at 8. I will be watching TV at 8. will の後ろの be動詞は主語に関係なく常に "be"。"am/is/are" にしてはいけない。
Tomorrow at this time, I study English. Tomorrow at this time, I will be studying English. 「未来のある時点」を表す文には現在形ではなく未来進行形を使う。日本語の「明日の今頃、勉強する」を直訳すると現在形にしがちだが誤り。
I will be going to eat dinner. I am going to eat dinner. / I will eat dinner. "will be going to" のような二重未来表現は英語として不自然。"be going to" と "will" は同時に使わない。
What will you doing tomorrow at 10? What will you be doing tomorrow at 10? 疑問文でも "be" を落としてはいけない。"Will + 主語 + be + -ing" の語順を必ず守る。

特に注意したいポイント:日本語では「〜しているだろう」という表現の中に助動詞に相当する要素がはっきり見えないため、"will" を落としたり、逆に "be" を落としたりするミスが非常に多いです。「will(助動詞)+ be(原形)+ -ing(現在分詞)」という3つのパーツが必ず揃うという英語の構造を、パズルのブロックのようにセットで覚えることをおすすめします。

また、状態動詞(know, like, want, believe, own など、性質上「〜している最中」という進行のイメージを持たない動詞)は、原則として進行形にできません。

  • ❌ I will be knowing the answer tomorrow.
  • ⭕ I will know the answer tomorrow.
    (明日には答えが分かっているだろう。)

日常会話でよく使われる未来進行形の例文(主語別)

  • I will be working late tonight, so don't wait for me.
    (今夜は遅くまで働いている予定だから、待たなくていいよ。)
  • You will be staying at the same hotel as us.
    (あなたは私たちと同じホテルに滞在する予定です。)
  • He will be presenting the new project at the meeting.
    (彼は会議で新しいプロジェクトについて発表している予定だ。)
  • She will be traveling in Europe next month.
    (彼女は来月、ヨーロッパを旅行している最中だろう。)
  • We will be celebrating our anniversary this weekend.
    (私たちは今週末、結婚記念日を祝っている予定だ。)
  • They will be waiting for us at the station.
    (彼らは駅で私たちを待っている予定だ。)
  • It will be raining heavily by the time we leave.
    (私たちが出発する頃には、雨が激しく降っているだろう。)

よくある質問(FAQ)

Q1. 未来進行形と未来完了進行形はどう違いますか?
未来進行形は「未来のある時点で進行中の動作」を表すのに対し、未来完了進行形(will have been + -ing)は「未来のある時点まで、ある動作を継続してきたこと」を表します。
例:By 6 p.m., I will have been working for ten hours.(午後6時までに、私は10時間働き続けていることになる。)

Q2. 状態動詞は未来進行形にできますか?
原則としてできません。know, love, believe, understand などの状態動詞は進行形と相性が悪いため、単純未来形(will + 原形)を使います。

Q3. "shall" を使った未来進行形はありますか?
イギリス英語のフォーマルな文体では "I shall be attending the conference." のように "shall" が使われることもありますが、現代の日常英語では "will" が一般的です。


まとめ:未来進行形の核心ルール

  • 形は「will be + 現在分詞(-ing)」。主語が何であっても "will" と "be" の形は変化しない。
  • 中心イメージは「未来の一時点で進行中の動作」。単純未来形(単発の決定・予測)や be going to(既存の計画)との違いを意識する。
  • すでに決まっている予定を客観的・事務的に伝えるときにも使われ、ビジネスシーンで重宝する。
  • "Will you be -ing?" は相手の予定を尋ねる丁寧な婉曲表現として会話でよく使われる。
  • 時制は未来形だが「今頃〜しているだろう」という現在の推測を表すこともある点に注意。
  • 状態動詞(know, want, believe など)は原則として進行形にしない。
  • 否定文・疑問文でも "be" を絶対に省略しない。「will(助動詞)+ be(原形)+ -ing」の3点セットを崩さないことが、正確な未来進行形をマスターする最大のコツです。
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未来進行形 — 練習問題 3

英文法トピック未来進行形を10問の選択式問題で練習しましょう。合格するには少なくとも70%を正解する必要があります。

10 問 合格スコア: 70% テスト 3 /10 回答済み

テストの受け方

  • 各問題をよく読み、最も適切な答えを選んでください。
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  1. 1

    The construction workers _______ on the new bridge all next year.

  2. 2

    This time next week, I _______ my new role, so I won't have much time to talk.

  3. 3

    No matter what happens, at this exact time tomorrow, we _______ towards our goal, undeterred.

  4. 4

    The orchestra _______ the final symphony when the lights suddenly go out.

  5. 5

    I can't make the morning session, but I _______ for the afternoon workshops.

  6. 6

    I _______ my emails when the boss arrives.

  7. 7

    I _______ my coffee on the balcony tomorrow morning.

  8. 8

    The children _______ soundly by the time we get home.

  9. 9

    I've been told that at 3 PM sharp, the auditors _______ through the financial records, so ensure everything is in order before then.

  10. 10

    He _______ when you call him; he always takes a nap in the afternoon.